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Triumph History!

いつもTriumph 仙台のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

皆さま、Triumphの歴史ってご存知ですか?

Triumphのバイクに乗っているけど、よく知らない…という方もいらっしゃるかと思います。

ぜひこの機会に興味を持って頂けたら嬉しいです?

 

 

1885年、ドイツ人のジークフリード・ベットマンが、Triumphの前身である『ジークフリード・ベットマン&カンパニー・インポート・エクスポート・エージェンシー』という貿易商社を創立したのが始まり。

1886年、“勝利”を意味する“Triumph(トライアンフ)”に由来する社名を『The Triumph Cycle Company』に変更。

1902年、最初のモーターサイクル『Number 1』を生産。

1905年にはオリジナルのエンジン開発に成功し、モーターサイクルすべての製造をコベントリーの自社工場で行えるようになり、モデル『3hp』は、その名の通り3馬力を発生させる自社製エンジンを使用。

1906年、社名も『Triumph Engineering Co.Ltd 』となる。

1914年、第一次世界大戦勃発したが、この頃Triumphは既に実質的に英国どころか世界一のバイクメーカーに成長していた。

1918年、世界大戦が終結するまで軍用のタイプHを5万7,000台生産し、3万台が実際に英国軍と連合国軍で使用された。

1936年、ジークフリード・ベットマンから、経営難に陥っていた英国のバイクメーカー『アリエル』を立て直した人物、ジャック・サングスターへと経営者が代わる。

1939年、第二次世界大戦にてコヴェントリーはドイツ軍の空襲を受け、Triumphの工場も爆撃を受けて壊滅。

1942年、政府の援助により近隣のウォリックに設けられた仮工場で生産が再開されたが、一方で新たな生産拠点としてメリデンに新工場が建設され生産が開始された。

1951年、Triumphは救世主であったサングスターの手からBSAへ売却され、サングスター自身もBSA役員となりTriumphはBSA傘下に。

1973年、ノートン=ビリヤースと合併し、NVT(Norton-Villiers-Triumph NVT)となる。

1977年、NVTが倒産。

1983年、メリデン工場が閉鎖。

1984年、メリデン工場は取り壊されたが、不動産開発業で財を成した実業家ジョン・ブルーアがTriumphの商標権や生産権を購入、新たなTriumphを立ち上げ、社名は当初『Bonneville Coventry Ltd』、のちに『Triumph Motorcycles Ltd』となった。

1985年、デヴォン工場で、レス・ハリスの「ハリス・インターナショナル」が、Bonnevilleのライセンス生産を開始。

1990年、ジョン・ブルーアの新会社の準備も整いヒンクレー新工場が稼働し、新型Triumphとしてまったく新しい水冷直列3気筒あるいは水冷直列4気筒を搭載した一連の車種を発表。

1991年、車両の本格生産を開始した。

 

1902 Number 1と1960 Bonneville

 

“Number 1″より今年で116年という長い歴史を誇るTriumphですので、あくまでも簡単な系譜を書かせていただきました。

また次の機会に、歴代の名車達をご紹介できればと思います。

 

モーターサイクルメーカーとして100年以上の歴史を誇るTriumphですが、現在もまた絶え間ないモデル開発と設備投資を続けています。

今後のTriumph Motorcyclesにご期待下さい!